5年前、大好きな人とお別れしてから、恋なんて他人事だった。

今回、久しぶりに会った瞬間“キュン”ときた彼を思い切って誘って、「この感じだ」と反芻しながら、5年前の彼を思い出す。


彼の日記は、別れてから1年に数回の更新頻度になり、最近の更新は4月。
過去の日記を読む。
わたしがあげた絵本を読み返していると書いてあった。
わたしのことを思い出してくれたのか、わたしの前に好きだった彼女のことを思い出したのか、わからない。
けれど、あの本をまだ大切に持っていてくれたことが嬉しかった。


ツイッターを始めたと書いてあったので、見てみる。
会社を辞めて、転職するらしい。
あいかわらずだ。
何があったかわからないけれど、彼らしいといえば彼らしい。
もう彼とは関係ないはずなのに、心配でたまらないダメなわたし。


あれだけのルックスで性格もいい子だから、女子がほっておかないと思うのだが、弱いところを補ってくれる子が早く見つかるといいんだけれど。